DTMで曲を作る時にどうしても難しくて、しかも手間がかかるというか単純作業で楽しくないところがリズムトラックです。
ベタ打ちでコピペをするとどうしても機械っぽくなってしまいますし、かといってベロシティをひとつひとつ変化させるのはかなりの労力になります。
そこで手っ取り早くループになっているmidiファイルを繋げてリズムトラックを作ってしまおうというわけです。
まずはループのmidiファイルを手に入れます。フリーで配布されている物があるので手当りしだいに試聴しまくりったらいいものに出会えるでしょう。 (クリックで大きな画像) こんな感じでいくつかのファイルがセットになっている物が多いです。このファイルだけでもPCに入っているmidi音源で聴く事ができます。(windows media playerの場合です。他のプレイヤーは聴けるか解りません) 今回はこの3種類のファイルを使います |
Reaperを起動して好きなドラムのVstなりSf2なりをセットしておきます。 そのトラックに先ほど用意したmidiファイルをドラッグ&ドロップで(紫色の部分)貼り付けます。 |
好きなパターンでドラッグ&ドロップを繰り返してリズムトラックを作ります。 (ファイル同士が重なってしまわないように注意) パターンが出来上がったらレンダリングして終了です。 出来たのがこちら |
今回使用したmidiファイルは繋がりがイマイチでした(^ ^;)
後はいくつか注意点というか参考までに
- ドラムやパーカッションのmidiファイルはトラックのチャンネルが10chになっているのでVstやSf2プレイヤー等のチャンネルも確認する
- midiファイルをドラッグ&ドロップする前にBPMをセッティングしておく(再生ボタン下の数字)
- midiファイルに入っているノートの一部が演奏されない場合(タムだけシンバルだけが鳴らない等)は使用している音源にノートの位置が合っていないのでmidiエディターで編集するか音源側の楽器の割り当て(ノートナンバー)を変更する
- 曲になってあるファイルも切り貼りしていけば新しいリズムトラックが作れる(著作権には注意)
- 今回のmidiファイルのようにオーディオファイルのループ素材も繋げて使える
エディターで手を加えていろんなバリエーションをストックしておいたら使いまわせて便利ですね。
名前の通り切って貼ってがやりやすくて使いやすいです。まだ知らない便利な使い方があるかもしれません。
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